昨年10月末にスパイク付きのウィンター・タイヤに履き替えて
早くも半年、やっと今日街まで普通のタイヤに交換しに行きました。タイヤ交換に片道
100km、でも春になったのでウキウキ感があり、何となく動物にも会えるような気がしてましたが、行きは全く何もなし、湖はまだ凍っているところまであ
り...
四駆とはいえSuzukiのGrand
Vitara(日本名エスクード)は車内が小さいのにタイヤはかなり大きいため車内に入れて運ぶと他の買い物が出来ないので後ろに籠を付けて運びました。
先週バドミントン・トーナメントの帰りに見たBluebirdを見ようと思ったら渡りの最中だったのか既にいなくなっていました、残念。
暖かくなってきたのでハイウェイの脇でもいたるところに水芭蕉が生えだしました。
水芭蕉と言えば日本では白ですが、カナダでの種類は黄色。どこでも水はけの悪いところには生えてくるので雑草扱いで、名前も何とSkunk
Cabbage、スカンクのように臭いからこのような名前が付いています。ところ変れば...の典型的なものですね。この葉は大きくなりクマが好んで食べ
ることもあります。まだ自分で試したことはありませんし、表面がつやつやして蝋細工のように見えるのでトライするのはどうしましょうか、やはり一度は試さ
ないといけないですね。
街からの帰り今年初のクロクマを見ました。
クロクマといっても茶色の毛皮のシナモン・ベアと呼ばれているものです。昨年シナモン・ベアを見た場所と数十メートルしか離れていなかったので同じ個体で
しょう。ずいぶんと大きくなっていました。
http://fotologue.jp/blue-moon#/690040/690052
クロクマは日本ではツキノワグマと呼ばれているように、胸に白い斑点があります。カナダのクロクマにも同じ模様があるものもあり、頭だけ白い個体や、手足
だけ白いものも確認されています。
http://www.blue-moon.ca/digital/P106-0960.jpg
また全身が白いクロクマ(カモーディ・ベア、スピリット・ベア、などと呼ばれます)、茶色いクロクマ(シナモン・ベア)、青っぽいクロクマ(グレー
シャー・ベア)など、クロクマとはいえいろいろな色があります。
http://fotologue.jp/blue-moon#/690040/690061
このシナモンを見た後いつもの場所で、巨大な黒いクロクマをいつもの場所で見ましたが今年は子供連れでなかったので他の個体だったのでしょう。
村に帰るといつも走っている(昨日も走ったところ)道で大きなクロクマを見ました。多分去年ビッグ・バッツ(大きなお尻)と呼んでいた個体でしょ
う。昨日走ったときはまだ緑の草はあまり無かったのに一日でそこらじゅう緑になっていました。野生動物はこんな変化に敏感なんですね。
春〜、と感じた一日でした。(笑)