photoalbum-top

高 坂雄一 / 近況フォトアルバム

[No100/2007年2月10日、近所の原始温泉]


ナス谷には二つの原始温泉がある。誰も管理していない温泉なので自分達で入るときには世話をしないといけない。

キンコーラスの付近に一つ、ニュー・アイアンチの近くに一つあるので近い方に今日は脚を浸けに行った。

P302-1230
脇の小川を眺めながら

ニスカ族は場所や土地はそれぞれの家系によって統治されているのでその家系の人以外は(たとえばハンティングの場所など)その家系に許可を得てから出ない と行くこ
とが出来ない。このHot SpringsもGitwinksihlkw (Canyon City)の村のある家系の場所なので、厳密にはいろいろな事情があり行きたくても行けない人もいるようだ。この辺りは部外者には全く分からないし教えて もくれない。

だが我々本当の部外者は行くなとは言われていないし問題ないようだ。で今日行ったときには駐車場に一台の車が停まっていたのでそのときは遠慮した。ニスカ の人が言うには一つのパーティーが居るときには他のパーティーは入らないことになっているらしいので身元が分 かっている我々はそれに従う。1時間ばかりドライブした後誰も居ないのを確認してからトレイルを歩き始める。

P302-0995
Gitwinksihlkw(ギットワンシ ルク)への交差点

駐車場の位置はNew Aiyanshの村からの道とハイウェイに交差する場所からGitwinksihlkwの村へ伸びる道路の 交差点までが8.1km、そこから駐車場までが12.8kmで進行方向左側にある、見失ってその先のクリークの橋に差し掛かったら行き過ぎ (13.3km)だから引き返すこと。GPSによると北緯55度8.460分、西経129度21.235分。

P302-0998
ここまで来たら500m行き過ぎ

そこからのトレイルは200m弱で子供と一緒にゆっくり歩いても4分ほど。雪と氷で滑りやすく2箇所にロープが用意されている。夏には何のためかのロープ かと思っていた疑問がはれた。

P302-1313
駐車場からの入り口は急斜面になっている

P302-1053
緩い斜面だが踏み固められた雪は氷となり滑る

P302-1030
トレイルの休憩所?

P302-1070
いたるところに倒木が

P302-1097
トレイルの平坦なところは湿地帯なので夏は 長靴が必携

温泉自体は北緯55度8.311分、西経129度21.295分。木々の葉っぱが落ちているのでGPSが使えた。夏の間は森の中ではGPSは役に立たな い。

P302-1110
露天風呂と横にある小川

P302-1119
小川の両端は山なので雄大な景色はない

温泉には3つのシャベルとレイク(枯葉を集めるための道具)が 置いてあり、体を浸けるにはまず中をそれらで掃除して、パイプの栓を空けてお湯を流す。綺麗なお湯が満ちるまでは弁当でも食べればよいのだろうか、今回は 足湯のみだったので清掃はしなかった。

脇にあるクリークからホースを使って水を入れてお湯の加減を調整する。

P302-1128
お湯の排水口

P302-1154
温泉内の排水口(ヨーグルトの容器が蓋代わり)

P302-1191
左二つのパイプが源泉、右二つが湯加減調節 用の取水パイプ

雪は地熱で融けるのか少なかったが、腰掛ける場所の脇には無数の霜柱が輝いていた。

P302-1317
大きなツララがいたるところに

http://mixi.jp/view_album.pl?id=1161533
バックナンバーはこちらへ。