個展のお知らせです。
「オーロラの下に息づく生命、カナダ」
会場 Roonee 247photography 東京都新宿区四谷4−11 みすずビル1階 地図
会期 2007年7月30日(火)〜8月5日(日) 12:00〜19:00 (最終日16:00まで)
展示作品 約50点
入場料無料
下記DMポストカードを先着100名さまに郵送いたします。
ご希望の方はメールにてお名前、郵便番号、ご住所をお知らせください。
またメールの件名には必ず「写真展DM希望」とお書き込みください。
メルアド: info@blue-moon.ca
展の説明
作者は1989年にカナダへ移住しそれ以来、オーロラ、野生動物、先住民などの写真を
撮り続けてきた。北緯62度に位置する北西準州のイエローナイフでは90年代初頭より現地旅行会社の「オーロラ・
ツアー」を企画、運営し日本に紹介してきた。その後ユーコン準州のホワイトホースを経て、現在はブリティッシュ・コロンビア州北東部に位置する先住民の村
に住み、普段の生活の中で出会う野生動物や人々の写真を撮りながら、ウィルダネス・ツアーや撮影ツアーも企画している。
世界第2の面積を誇るカナダには多様な野生動物や人々の営みがある。総人口3千万人の大半は南側に位置するアメリカとの国境付近に住んでいることから、国土の大部分、特に極北地方では極端に人口が少
ない。このことから野生動物は昔のままに生きていると思われがちであるが、温暖化や公害、森林伐採などにより生態系は急激なスピードで悪化している。
この度の展では、カナダの僻地と呼ばれる場所に住む少数の人々の周りで生活する野生動
物紹介したいと思う。クマが鮭を獲る瞬間、ハクトウワシが魚を獲りあい空中でバトルを繰り返すというようなドラマチックな瞬間ではなく、いつもその辺りで
見ることの出来るような、野生動物の一生にとって大部分を過ごしている日常普通の記録である。
またカナダはほぼ全土が極北地方に属している、ということから何処でもオーロラが現れ
る。カナダのオーロラを、日本に初期から紹介し続けてきた作者が撮影した、町や村から見ることの出来るものを中心に選択した。(イエローナイフ、ホワイトホース、ニュー・アイアンチ、キンコーラス、クージュアック、バンクーバーなど)
この展では35mmポジをスキャンしたものと
デジタル一眼レフは、Epson社の顔料インクを使うプリンターで出力している。記録するメディアには2種類を使い、光が織り成すオーロラには光沢鮮やか
で白の鮮明なPictorico社のPhoto
Gallery Hi-Gloss White Filmを使い、野生動物には細部まで鮮明に見やすいIlford社のGalerie
Professional
Inkjet Photo Range Smooth Pearl Paperを使用した。
中判ポジから作成のパネルはOcé社Lightjet機を使用し、Kodak社のEndura
Metallicメディアに出力した。