またまたお知らせです。
3月30日より大阪、南船場で一番新しいギャラリーにて個展を開催することとなりました。
急に決まったのは、日本にて唯一私の写真を販売していただいている、「株式会社アール・キー」さんが先日「アートギャラリー作家さん」をオープンしたこと
によります。 光栄にもオープン第2弾の個展にお誘いいただきました。 作品は既に大阪に着いておりますが、私自身は残念ながら参加することができませ
ん。 4月初頭からカナダ北東部への撮影取材があるためです。
個展の詳細はこちらからどうぞ。
http://www.sakkasan.com/gallery/exhibition_200604.html
この冬は2つの要素が絡み合い、オーロラ撮影ができていない。
第一にいま太陽活動の極小期に入ったこと。 太陽活動といえば黒点の数や活動などで示されるが、この活動が11年程度の周期で変化する。 この冬は数週間
にかけてまったく太陽に黒点が無い時期もあり、オーロラが常駐するオーロラベルトの下でも大きなオーロラの出た頻度はかなり少ないらしい。
もう一つが暖冬による雲。 この冬はカナダ全土で観測史上最高温の冬だったようで、特に極北のノースウェスト準州は例年より数度も平均気温が高いというこ
とだ。 私の住む村でも高温のため曇りがちで雪又は雨が降り満天の星空はほとんど現われなかった。
このような最悪の状況でも太陽が少し「くしゃみ」をするだけで大変良いオーロラが発生することもある。 先週末土、日がそのような状態で、アメリカのミシ
ガン州などでもオーロラが撮影されている。 が、こちらは濃霧のため肉眼ではまったく確認できず、デジタルカメラでかすかな緑色が確認できただけだった。
3月11日午前零時半から30分だけ現われたオーロラ、ニュー・アイアンチ宅
裏庭にて
肉眼では赤い筋がくっきりと見えたが満月に近い月明かりのために霞んでしまう