Canadian North and Aurora
Borealis
極北カナダとオーロラ
[No007/2004.03.18] |
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回春が近づいてきたと報告した後直ぐに冬が再来した。
吹雪のようだったり、暴風雨だったりと1週間ほど酷い状態が続いた。
しかし動物はもう既に春が来たと感じているのか、蝋燭魚(ウリカン)は例年よりかなり早くナス河に帰ってきた。 村の漁師たちはあわてて漁の準備を始め
る。
2月27日、久々のオーロラが村の上に現れた。 予報ではかなり期待が出来そうであったのだが、撮影を始めてすぐ西から雲がやって来て、10分後には星さ
えも見えなくなってしまった。
2004年2月27日 キンコーラス
カモメが大群でやってきた。
余りの多さに橋を渡る車にぶつかるのか、橋の上にはカモメの屍骸が横たわっていた。
rカモメの大群
干満の差が大きいこのナス河の河口では、干潮の際には河の中に小さな蛇行した川が現れる。 この小さな川の周りは遠浅の砂地となり、逃げ場を失った蝋燭魚
は他の動物の餌食となる。 カモメのみならず、ハクトウワシも珍しく群れて舌鼓を打つ。 34羽が一緒に居た場所もあった。。
ハクトウワシ
この干潮の砂場は猟師たちにとって、狩に必要な場所でもある。 蝋燭魚を追い求めアザラシやトドが集まるのだが、採食に夢中で砂場近くに来たところを銃で
仕留められてしまう。 これらの海獣料理も、この村の住民にとっては春には無くてはならないものである。
仕留められたトド(アシカ)
この海獣を求めて、もうすぐシャチがやってくる頃だろう。
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Website
にPR用の動画クリップを掲載しました。 動画の部分は
今年1月にイエローナイフで撮影したものです。 既に公開済みのGIFムービーよりも細部までの動きや色が鮮明にご覧になれます。
鑑賞にはアップル社の "Quick Time Player" が必要です。 ウィンドウズ用ソフトの無料ダウンロードはこちらからどうぞ。
7,601KBとサイズが大きいため、ダイアルアップでの鑑賞にはかなり時間がかかりますので、早いインターネット接続をお薦めします。
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